今日の空模様はどんより曇り空。太陽が遮られていて風が気持ちいいです。
ですが、西日本では猛烈な勢いの台風で苦労されている方がいると思うと申し訳ない気もします。
昨夜スタジオジブリ最新作「思い出のマーニー」を観てきました
巨匠宮崎駿監督の風たちぬ、同じく巨匠高畑勲監督のかぐや姫の物語に続く作品とあって
プレッシャーも並々ならぬものだったと思います。
それでも米林監督はよくこの作品を作ってくれました
児童文学のこの作品は、宮崎監督でさえ映画にはならないと言ったもの
内容が主人公アンナの内面を描くもので、映画には不向きなのですがアンナの少ない表情の変化や空模様、音楽で見事に表現されていました
今までのジブリ作品では観られなかった内容でした
心を閉ざした主人公アンナ、謎の少女マーニー。アンナの視点で物語は進んでいきますが、マーニーに出会い共に過ごしていくうち心の壁がほろりほろりと無くなっていきます。
最後にはマーニーの謎が解け、人それぞれの解釈の仕方により物語の捉え方が少し違ってくる作品だと思いました。そして最後出てくる古い写真を見たとき、思わず泣いていました。
ジブリの映画では珍しい地味な映画ですが、間違いなく傑作だと思います
両巨匠には若干及ばずといったところですが、これからのジブリに希望が持てるいい作品でした。
米林監督、ジブリスタッフのみなさん、ありがとうございました。安藤作画監督お帰りなさい。
最後に、鈴木プロデューサーへ
前回の情熱大陸の中の株主総会でおっしゃっていた内容、もう少し詳しくお願いします